概要

 
 生産加工研究室では、旋削やドリル加工など様々な加工法について実験を行い、加工中の温度変化や加工現象の計測、加工メカニズムの解明によって加工の高精度・高能率化に取り組んでいます。また塑性加工分野では、せん断加工部の特性評価やシミュレーションなどの研究を行っています。

研究内容

切削加工・温度計測に関する研究(佐藤)

熱放射計測による機械加工温度の測定

     機械加工では切りくずの生成に伴って熱が発生し、工具摩耗の促進や加工精度の低下などの悪影響が生じます。本研究室では非接触で応答が速い温度計測方法として、熱放射温度計に光ファイバを組み合わせることで様々な加工の温度計測を行い、加工精度の向上に取り組んでいます。

支持剛性の低い被削材のドリル加工における穴加工形状

     ドリルによる穴加工において、大型の構造物や薄肉構造物、張り出し部の加工など被削材をバイスで固定できない場合、支持剛性が不足するために加工中に被削材がたわんで加工穴の真円度や真直度などの形状精度が低下します。本研究では、支持剛性を低くした被削材に対してドリルで穴あけ加工を行い、加工条件や被削材の機械的性質が加工穴の形状精度にどのような影響を与えるのかを研究しています。

せん断加工・延性破壊に関する研究(松野)

リンク先のファイルをご参照ください.

複合組織鋼のメゾスケール力学シミュレーション

・TRIP鋼の微視的変形不均一挙動の解析

・超高張力鋼の塑性加工品の遅れ破壊メカニズムの解明

・シアパンチ法によるダイス鋼応力・ひずみ関係と延性破壊条件の同定

・亀裂線追加法によるせん断加工シミュレーション技術の開発