鳥取大学 工学部 機械物理系学科 / 大学院持続性社会創生科学研究科 工学専攻

固体力学研究室について

 固体力学は弾塑性力学を基礎とし,物体の変形と破壊を主に取り扱います.工学において根幹を為す学術分野です.自動車,船舶,航空宇宙,建築等,様々な産業においてその知識はなくてはならないものとなっています.本研究室では、主に自動車のようなモビリティの高強度構造材料を対象に,その変形と破壊をつかさどる原理原則を見出すとともにコンピュータシミュレーションへの展開を研究しています.自動車会社,素材メーカ,国立研究所,他の大学との共同研究も盛んです.

 近年の報道にもありますように,地方国立大を取り巻く研究環境は厳しいです.とりわけ金属材料を対象とした”固体力学”という古典分野はアカデミアにおいて不遇な時代となってしまいました.産業界からのニーズは極めて高いのですが,定年等で年々と大学の研究者が減ってきております.
 そのような状況の中,当研究室は比較的に恵まれた研究環境を維持しています.この5年間における研究室スタッフを代表とした獲得予算は年平均1000万円強となっており,研究室スタッフを主著とした論文(英文)も分野トップジャーナルを含み年2,3本のペースにて掲載されています.修士の学生が主著となる英文論文も2年に1本というペースではありますがコンスタントに出すことができました.学会からも毎年学生が賞をいただけるまでになっております
 また,鳥取県内の公設試験場や東北大,京大,大阪大,物質材料研究開発機構,理化学研究所,大型放射光施設SPring-8にて実験を行える環境を構築しています.
 鳥取県という立地の難はありますが,少なくとも国内の同分野においてはトップレベルの研究環境を学生に提供できているとの自負がございます.このHPをご覧になられた方におきましては,当校・当研究室を進路の一つとしてご検討いただけますと幸いです.


最近の活動

2026-04-01 2025年度卒の江口くんを第一著者とした論文が刊行されました.JFE社との産学連携論文です.https://doi.org/10.1016/j.jmatprotec.2026.119243
2026-03-30 活動状況の日記をつけ始めました.頑張ります(松野).